2024年1月9日にオープンした「子どもシェルターこだま」の1周年を記念して、2025年2月1日(土)、
シンポジウム「子どもシェルターにおける子どもの意見尊重の実践」を開催しました。
はじめに理事長の木村から、たくさんの方々に支えられたこの1年間を振り返らせていただきました。
続いて、こだまの第三者委員であり、東京経済大学教授、弁護士でもある野村武司さんから、こだまでの経験と「子どもの意見を聴かれる権利」についてお話いただきました。また、山本昌子さん(社会活動家・「親が悪い、だけじゃない 虐待経験者たちのREAL VOICE」著者)に、山本さんご自身の経験と、山本さんが出会ってこられた社会的養護出身の方々のお話をしていただきました。
その後、もうお一人の社会的養護出身の方とこだま施設長が加わり、シンポジウムを行いました。意見を聴かれてきた・聴かれてこなかったご経験を共有し、こだまの仕組みを踏まえて、子どもの話を聞く時に注意してほしい点等について意見交換をしていただきました。
50名近い参加者があり、会場からのご質問も含め、多くの学びがありました。こだまの運営に今日から活かせるご意見やヒントをたくさんいただきました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。